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HVOF

HVOFとは?

ガス式溶射の一種ですが、高圧の酸素との燃焼により発生する超高速ジェット気流を用いた溶射法。材料が高速で基材に衝突するため、非常に密着力と密度が高く高品質な皮膜を形成します。

WC-Coなどのサーメットの溶射に適しており高硬度の耐摩耗皮膜が得られます。

HVOFとは?

HVOF(高速フレーム)溶射の特徴

  • 高密度被膜:高速度で噴射された粒子が、非常に密度の高い被膜を形成します。
  • 低酸化率:粒子がすぐに基材に到達し、酸化を抑えた高品質な被膜が得られます。
  • 高密着強度:粒子の衝突エネルギーで、基材との強力な密着力が実現します。
  • 高硬度:硬い材料で耐摩耗性や耐腐食性が向上します。
  • 精密な厚さ制御:高速プロセスで被膜の厚さを正確に調整可能です。
  • 低熱影響:熱の影響が少なく、基材の変形が抑えられます。

粉砕機壁面への耐摩耗溶射

施工例

粉砕装置内壁部分への耐摩耗溶射加工

耐摩耗性向上の為に基材へ高硬度な皮膜を施工、耐摩耗性向上を図っています。
溶射皮膜厚さは0.4㎜以上を施工しており、用途により膜厚をコントロールする事も可能。
通常時は0.3㎜程度施工をしています。
粉砕装置内壁部分への耐摩耗溶射加工

供給機スクリューへの耐摩耗溶射加工

供給機又は搬送用スクリューへの耐摩耗性向上での溶射施工品
供給機又は搬送機スクリューの耐摩耗性向上の為WC/12Coや耐食性向上の為WC/10Co4Cr、WC/20CrC7Ni等の施工をしています。
こちらは、WC/12Coで施工しており、磨耗部分は0.3㎜以上非磨耗部分への溶射は0.2㎜程度施工しています。
供給機スクリューへの耐摩耗溶射加工

粉体分級装置内筒への耐摩耗溶射加工

粉砕機内壁及び粉体分級設備内壁への溶射施工
こちらは粉砕機内壁(ケーシング)への耐摩耗性向上でのWC/12Co溶射施工品です。
膜厚は完成で0.3㎜程度施工しており、内壁は研削加工にて仕上げています。
粉体分級装置内筒への耐摩耗溶射加工

ポンプ部品への耐食、耐摩耗溶射加工

こちらはポンプ部品への耐磨耗性向上を図ったものでWC/10Co4CrやWC/CrNiまたはWC/20CrC7Ni等を施工した物です。
膜厚は0.3㎜程度施工しており、基材のままで使用するよりも耐食、耐摩耗性の向上を図っています。
また、すでに腐食した物への溶射施工なども実績があり、部分的に削り落として新たに基材を入れ替えて施工等しています。
ポンプ部品への耐食、耐摩耗溶射加工

ケーシング内面復元+耐摩耗溶射

耐摩耗性向上の為に基材へ高硬度な皮膜を施工、耐摩耗性向上を図っています。
溶射皮膜厚さは0.4㎜以上を施工しており、用途により膜厚をコントロールする事も可能。
通常時は0.3㎜程度施工をしています。
ケーシング内面復元+耐摩耗溶射

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